Minecraft Mod 開発

Java 言語を使用して、Minecraft 1.15.1 の Mod 開発を行います。まずはMod名の変更から行い、アイテムやブロックの追加、オリジナルの武器も作っていきます。他にもレシピや防具、ツールなども作ります。

実行環境

本サイトでは次のような環境で進めていきます。詳細については 第1回 環境構築とMod情報書き換えをご覧ください。

  • Minecraft 1.15.1
  • Visual Studio Code
  • Java SE Runtime Emvironment 1.8.0_251
  • Gradle 4.9
必要なスキル

Java プログラミングの基礎が身についていれば難しくありません。例えば、クラス、メソッド、インターフェース、継承などが分かれば十分です。ただし、Forge のファイル構成を把握する必要があります。どのクラスから派生しているのか、何をオーバーライドしているのかを地道に調べながらやるので、凝ったものを作る場合は時間がかかります。レシピやテクスチャに関しては Json が書ければ問題ありません。

資料の取り扱いについて

本サイトではPDF資料によるコンテンツを提供しています。PDFに関しては Google Drive にて自由にダウンロードできます。ただし、資料に関しては個人利用に限ります。 また、資料の編集や複製、再配布は禁止とします。

参考リンク

Mod 開発を行うにあたり、テクスチャ素材を 素材屋Rosa 様からお借りしています。現在は本家サイトが閉鎖されてしまっていますので、利用方法に関しては uploader の規約範囲内で使用してください。また、作成したソースコードについては Github にアップしていますので、参考にしてください。

#1 環境構築とMod情報書き換え

Visual Studio Code, Forge, Java, Gradle を導入し、Mod開発のための環境を作成します。作成したModの名称情報を書き換えます。

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#2 Mod情報の書き換え2

Mod ID や Version などの書き換えを行います。セクション 1 の続きです。

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#3 ファイル構成と初期化処理

Forge のファイル構成(初期)を確認し、Mainクラスの処理を追っていきます。どのようにして Minecraft へアイテム登録が行われるかの Subsclibe イベントなどを確認します。

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#4 食べ物の作成

右クリックして食べれるような動作を含むアイテムを追加します。アイテムには空腹の回復度の設定や特殊効果などを付与することができます。

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#5 レシピの作成

クラフトのレシピを編集します。セクション 4 で作成した食べ物のレシピを追加して、定義したレシピでアイテムを生成できるか確認します。

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#6 ブロックの作成

ブロックを定義して追加します。ブロックは配置したときの状態とアイテムの状態の2種類あるので、それぞれで登録イベントに追加する必要があります。

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#7 アイテムグループの作成と整理

作成したアイテムやブロックなどを、クリエイティブタブのグループごとに分けます。アイテムグループを自作することもできます。

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#8 道具の作成

剣、オノ、くわ、ピッケル、シャベルの道具類を作成します。これらには耐久値や攻撃力などのパラメータを設定できます。

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#9 鉱石ブロックの生成

オリジナルの鉱石ブロックを定義して、それをワールド生成時に一緒に鉱石ブロックを生成できるようにします。

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#10 防具の作成

ヘルメット、チェストプレート、レギンス、シューズの4種類防具を定義します。装着時のデザインも行います。

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#11 進捗(実績)の作成

オリジナルのModならではの進捗を追加します。今回は Java ではなく Json ファイルの編集になります。

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#12 特殊アイテムの作成

特殊な効果をもつアイテムを作成します。例えば、昼と夜を入れ替えるアイテムを作ってみたり、オリジナルの効果をもつ武器を作ってみたり...?

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#Ex サーバを用いたデバッグ

この回はおまけです。Mod開発はクライアント側で確認することが多いですが、サーバで動かす場合もあるので、そのやり方についてです。

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